衆院予算委で答弁のため挙手する高市首相=3月12日
衆院予算委で答弁のため挙手する高市首相=3月12日
各党の代表質問が行われる衆院本会議に臨む高市首相=2月24日午後
衆院予算委で質問する参政党の豊田真由子氏=3月2日
衆院選の当選祝いとして、高市首相が自民党の衆院議員に贈ったカタログギフト
イランの首都テヘランで立ち上る煙=3月2日(ゲッティ=共同)

 「国会の運営につきましては、国会においてお決めいただくものと承知しております」

 2月24日の衆院本会議で、中道改革連合の小川淳也代表の質問に高市早苗首相は答えた。「2026年度予算案の審議時間が短すぎるのではないか」という問いだった。

 この答弁は小川氏に対してだけではない。参院本会議や衆院予算委員会で質問に立った複数の野党議員にもそうだった。首相が衆院解散に踏み切り、異例の2月選挙となったことがこの状況を招いたのではないか―。追及はいろいろな角度からなされたが、答弁の内容は変わらなかった。

 国会論戦をつぶさに追うと、高市首相の答弁にははっきりしたパターンが見て取れる。「サナエノミクス」など自...

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