予算案審議の「参院の壁」
 予算案審議の「参院の壁」

 政府は2026年度予算の成立が4月にずれ込む場合に備え、暫定予算案編成の検討を余儀なくされた。高市早苗首相がこだわる3月中の「25年度内成立」に向け、自民党は衆院審議を強引に押し切ったものの、少数与党の参院では「数の力」が通用しない。見通しの甘さも相まって、月末のタイムリミットが迫る中、「参院の壁」が立ちはだかる。

 ▽警告

 「参院の状況をよく理解できた。不測の事態に備えて検討したい」。木原稔官房長官は23日、自民の松山政司参院議員会長と会談し、参院側の要望を受け入れる形で暫定予算案の編成の検討に入る考えを伝えた。

 参院で野党第1党の立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長による「警告」が伏線となった。...

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