
日本大教授の串田圭司氏
大きな山火事が相次いでいる。昨年は岩手県大船渡市で平成になって以降、国内最大規模の3370ヘクタールが燃えた。実際に人が住む家が90棟、それ以外は136棟が焼損し1人が亡くなった。瀬戸内海に面した岡山市、愛媛県今治市などでも記録的な山火事があった。
今年は、大船渡と同じ三陸の岩手県大槌町で平成以降、国内2番目の規模の1633ヘクタールが燃えた。日本の山火事は件数が減っているものの、焼失する規模が大きくなっている。
発火の原因は、多くが人の行為による。たき火、火入れ、放火、たばこの不始末などである。一方、広い範囲に延焼する要因は、乾燥、強風、可燃物の量といった、気象状況や野山の状態が挙げられる。
発...
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