
米国とイスラエルがイランを攻撃する中、サウジアラビアの首都リヤドで立ち上る煙=5日(ロイター=共同)
イランの報復攻撃にさらされるペルシャ湾岸諸国で主戦論が少しずつ高まっている。被害が広がり「忍耐の限界」が迫る。戦争に踏み切ったトランプ米大統領が中東に混乱だけ残し、戦線を離脱する事態への警戒心も背景にある。ただ湾岸諸国が参戦すれば泥沼化は必至。依然としてハードルは高い。湾岸の盟主サウジアラビアはジレンマに直面する。
▽不快感
「サウジが交戦終結に向けた米国の15項目計画に不快感を示している」。米紙ウォールストリート・ジャーナルは24日、関係者の話としてこう伝えた。
15項目はイランに核開発の放棄やホルムズ海峡の開放を求める一方、見返りとして制裁解除を盛り込む。サウジや同じ湾岸の有力国、アラブ...
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