
長射程ミサイルの配備計画(写真は防衛装備庁提供など)
自衛隊の長射程ミサイルの配備が31日から始まり、日本は「反撃能力」の名称で導入に踏み切った敵基地攻撃能力を行使できる状態となった。日本周辺で軍事活動を活発化させる中国を念頭に、脅威が高まっているとの認識から、準備は急ピッチで進んだ。自衛隊では、スピード優先の結果、運用上詰め切れていない点が残り「決まっていないことだらけ」(防衛省幹部)との声が出る。
▽国是
熊本市の住宅街にある健軍駐屯地が最初のミサイル配備地となり、「25式地対艦誘導弾」が置かれた。抗議を続けてきた市民団体代表の山下雅彦さん(72)は「狙われる不安は大きい。憲法9条があり、専守防衛は国是。長射程ミサイル配備はあり得ない」と憤...
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