会談後の共同記者発表で並ぶロシアのプーチン大統領(左)とトランプ米大統領=2025年8月、米アラスカ州アンカレジ(ロイター=共同)
 会談後の共同記者発表で並ぶロシアのプーチン大統領(左)とトランプ米大統領=2025年8月、米アラスカ州アンカレジ(ロイター=共同)
 2025年8月、米アラスカ州アンカレジの米軍基地でロシアのプーチン大統領(左)を出迎えるトランプ大統領(AP=共同)

 米イスラエルとイランの戦闘は資源大国ロシアに利益をもたらした。トランプ米政権は高騰する油価対策として、制裁を緩和し各国のロシア産原油購入を一時的に認めると発表。ロシアが2022年から続けるウクライナ侵攻の戦費調達に追い風となっている。一方、対米で結束する友好国イランの指導者を次々と失い、打撃も受けている。

 ウクライナ侵攻以降、ロシアにとってイランの戦略的価値は高まった。イランが開発した攻撃型無人機シャヘドはロシア軍の主要兵器となり、ロシアで量産化が進んでいるとされる。ロシアが過去4年間で約30億ドル(約4700億円)分のミサイルを、イランから購入したとの情報もある。

 ただ、25年にロシアがイ...

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