イランのペゼシュキアン大統領(左)と握手する中国の習近平国家主席=2025年9月、北京の人民大会堂(CNS=共同)
 イランのペゼシュキアン大統領(左)と握手する中国の習近平国家主席=2025年9月、北京の人民大会堂(CNS=共同)
 中国全人代に合わせ、記者会見する王毅外相=3月8日、北京(共同)
 中国全人代に合わせ、記者会見する王毅外相(中央)=3月8日、北京(共同)

 米イスラエルとイランの戦闘で世界が混乱する中、中国が中東に特使を派遣するなど外交を活発化させている。トランプ米大統領が5月に予定する訪中を見据え、中国は米国に代わる「国際秩序の擁護者」となるのを狙い影響力拡大を図りたい考えだ。一方、中東から多くの原油を輸入しており、混乱の長期化は低迷する自国経済に悪影響を及ぼすと警戒する。

 「(イランの)政権転換の画策は支持を得られない。大国は正しい道を歩むべきだ」。中国の王毅外相は3月の記者会見で名指しを避けつつ米国をけん制した。イランは中国の友好国。「中東の秩序と世界平和を取り戻したい」と意気込んだ。

 王氏はイランとイスラエルの他、サウジアラビアやカター...

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