2025年12月に発刊された自著を持つアレクサンドラ・プロコペンコ。現在はロシア語版のみで、今年中に英語版が出るが「日本語版も出版されたらうれしい」と笑った=2026年2月、ベルリン(撮影・ナンシー・イェサ、共同)
 2025年12月に発刊された自著を持つアレクサンドラ・プロコペンコ。現在はロシア語版のみで、今年中に英語版が出るが「日本語版も出版されたらうれしい」と笑った=2026年2月、ベルリン(撮影・ナンシー・イェサ、共同)
 カラシニコフ自動小銃の製造工場を視察したウラジーミル・プーチン(当時は首相、右から2人目)とメモを取るアレクサンドラ・プロコペンコ(左から2人目)。右端は自動小銃設計者のミハイル・カラシニコフ=2010年5月、ロシア中部ウドムルト共和国のイジェフスク(本人提供・共同)

 9年前まではロシアの経済政策に目を凝らし大統領のウラジーミル・プーチン(73)を傍らで取材する「花形ポスト」にいた。だがプーチンが踏み切ったウクライナ侵攻を受け入れられず、生活拠点をドイツに移した。

 国外からロシアを分析する研究者となったアレクサンドラ・プロコペンコ(40)は2025年12月に著書「共犯者たち なぜロシアのエリートは戦争を選択したのか」を出版した。情報源は記者としてロシア中枢を駆け回った当時の政府高官や国営企業幹部らだ。

 ▽急転

 極東ハバロフスク生まれ。父親が記者で、学校では壁新聞の活動に参加した。「歴史やニュースを伝えるのは面白そう」。迷いなく進学したのがロシア最難関の一つ、モスク...

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