就労選択支援を利用した奥村みずきさん(左、仮名)と話す支援員の新谷茜子さん=4月、滋賀県草津市
 就労選択支援を利用した奥村みずきさん(左、仮名)と話す支援員の新谷茜子さん=4月、滋賀県草津市
 就労選択支援を紹介する冊子を持つ「あすこみっと」の担当管理者、友清綾さん(左)と支援員の新谷茜子さん=4月、滋賀県草津市
 「あすこみっと」が就労選択支援の利用者の適性や能力を調べるために使っている作業キット=4月、滋賀県草津市
 「あすこみっと」が就労選択支援の利用者に使っている適性や作業能力のアセスメント(評価)シート。さまざまな項目に分かれている=4月、滋賀県草津市
 コンサルタント会社「インサイト」の関原深社長

 滋賀県に住む奥村みずきさん(32)=仮名=は、軽い知的障害があり、特別支援学校の高等部を卒業した。保育施設に就職し、10年ほど勤めたが、うまくいかなくなって退職した。行政に相談すると、ある施設を紹介された。5日間通って部品の袋詰めや清掃、パソコン入力などさまざまな作業を体験した。

 実は、この体験は国が昨年10月に導入した新しいサービス「選択就労支援」の一貫。障害のある人が過小評価されたり、企業で働けるはずの人が作業所に抱え込まれたりされないように、「本人の特性や強みをきちんと調べて、より適切な就労先を選んでもらおう」という目的がある。

 ここ数年、一部の事業者による不正も目立つ障害者の就労支援。新...

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