
米宇宙開発企業スペースXの新規株式公開(IPO)は、最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏が進める人工知能(AI)と宇宙事業の統合戦略を加速させる転機となりそうだ。巨額資金を確保し、ロケット打ち上げにとどまらず、半導体やデータセンターまでを自前で抱え込み、次世代インフラの主導権を握りたい考えだ。
▽一体展開
「テラファブを建設しなければ必要な半導体は確保できない」。3月21日に米南部テキサス州オースティンで開いたイベントで、マスク氏は外部調達だけでは急増するAI需要に対応できないとの認識を示し、AI向け半導体工場「テラファブ」の建設計画を披露。生産の大半は宇宙向けになると説明した。
マ...
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