ミャンマーでは民主派指導者アウンサンスーチー氏の写真を公共の場で目にすることはほとんどない。親交のあった高僧の教えを受けるスーチー氏(右)の写真が、ある僧院にひっそりと飾られていた(共同)
 ミャンマーでは民主派指導者アウンサンスーチー氏の写真を公共の場で目にすることはほとんどない。親交のあった高僧の教えを受けるスーチー氏(右)の写真が、ある僧院にひっそりと飾られていた(共同)
 ミャンマーでは民主派指導者アウンサンスーチー氏の写真を公共の場で目にすることはほとんどない。親交のあった高僧の教えを受けるスーチー氏(右)の写真が、ある僧院にひっそりと飾られていた(共同)
 ヤンゴンで取材に応じる元政治犯ソーレイさん=3月(共同)
 姿を消した家族の写真を示しながらヤンゴンで取材に応じる元政治犯ソーレイさん=3月(共同)

 ミャンマー軍事政権を率いるミンアウンフライン前国軍総司令官が「民主政府」の大統領に横滑りし、事実上の軍支配継続が固まった。拘束下のアウンサンスーチー氏を信奉し、軍政打倒を目指し続けた民主派は、絶望の淵にいる。指導部への非難と国際社会への不満が募り、強まる軍政との共生を模索する動きも。新大統領は軍トップの後任に側近を充て、軍への影響力も保持する。

 ▽政治犯

 「軍政は短期間で倒せるはずだった。失敗は指導部の責任だ」

 今年3月まで政治犯として5年近く投獄されていたソーレイさん(58)は、目を伏せて小声で語り、民主派政治組織「挙国一致政府(NUG)」への批判を繰り返した。

 2021年2月のクーデター...

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