佐藤文香さん=2026年2月9日、東京都国立市の一橋大
佐藤文香さん=2026年2月9日、東京都国立市の一橋大
首都キーウを歩くウクライナの女性兵士=2023年3月(ゲッティ=共同)
佐藤文香さんの著書「女性兵士という難問」
記者会見する元陸上自衛官の五ノ井里奈さん=2023年12月、東京都千代田区の日本外国特派員協会
佐藤文香さん=2026年2月9日、東京都国立市の一橋大
入隊式を迎える新人の女性自衛官=1958年

 日本で女性が国政での選挙権・被選挙権を得て初めて実施された衆院選から、2026年4月でちょうど80年。2025年10月に女性首相が誕生したインパクトは大きかったものの、ジェンダーギャップ解消の視点でみると、日本は国際水準から大幅に立ち遅れ、課題は山積している。軍隊や自衛隊についてジェンダーの視点から研究を続ける一橋大教授の社会学者、佐藤文香さんは現状をどのように見ているのだろうか。(共同通信編集委員=田村文)

 ■若い人を中心に広く受け入れられている

 ―2026年2月の衆院選で自民党が大勝しました。高市早苗首相の人気は一時ほどではないものの、内閣の支持率は依然として高水準にあります。

 「選挙の...

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