参院予算委で答弁のため挙手する高市早苗首相=3月17日
参院予算委で答弁のため挙手する高市早苗首相=3月17日
会談に臨む自民党と立憲民主党の参院幹部。右から2人目が自民党の石井準一参院幹事長=3月24日、国会
ホルムズ海峡が封鎖状態となり、ドバイ沖に停泊する船舶=2日(ゲッティ=共同)
自身の派閥(志公会)の例会を終えた自民党の麻生太郎副総裁=2026年2月19日、東京都千代田区
国会内で開かれた「社会保障国民会議」の実務者会議。自民党、日本維新の会、中道改革連合、国民民主党、立憲民主党、公明党、チームみらいの7党が参加=3月25日

 高市早苗首相が年度内成立を目指した2026年度予算は、暫定予算を経て4月上旬に成立する見通しだ。「超1強」政権にとっては大きなつまずきであり、一連の経過は政権の課題を浮き彫りにした。圧倒的な「数の力」に依存しすぎるあまり、「チーム」としての機能が発揮されずにいるのだ。

 数任せの強権的な政治から、実行力と説得力を伴う政治へと転換できるのか。連携不足が指摘される首相官邸と自民党執行部を、意思疎通の取れた「チームサナエ」として再構築できるか。そして、イラン情勢による影響を最小限に抑えるため、万全の態勢を整えられるのか。

 この正念場を乗り越えられなければ、政権の先行きは見通せなくなる。高市首相の真価...

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