
自身が起こした万引事件を報じるネットニュースと自身をののしる投稿に苦しむ女性=2月、東京都内
インターネットでの誹謗中傷に関する相談が過去最多を更新した。前歴情報の拡散とともに中傷を受けた当事者からは迅速な削除を望む声が上がる。ネットニュースを引用した中傷投稿は更生を妨げる危険をはらむ一方、国民の知る権利に資する面もある。専門家からは「過度に表現を規制したり、投稿を削除したりすると、言論を萎縮させる」との懸念も上がる。
▽制裁
国政選挙への挑戦が決まった後に万引をした女性(48)は、事件を報じるネットニュースや自身をののしる投稿に今も苦しめられている。
女性は2021年衆院選で国政政党の公認候補予定者となり、同年6月に開いた記者会見で立候補を表明。ところが数週間後に中国地方の量販店で...
残り869文字(全文:1169文字)













