
農相の鈴木憲和と農林水産省の庁舎、県内スーパーに並ぶコメのコラージュ
「令和の米騒動」を受け、コメ政策が大きな転換期を迎えている。コメ市場は不足局面から一転、増産と米価高騰で在庫増となり、米価下落に直面。2027年度から水田政策の根本的見直しを控えているが、農家所得に直結する米価を重視するがゆえに、農政は身動きが取れない状況が続く。増産方針を打ち出しながら「需要に応じた生産」に回帰した米価農政の行方を追う。(敬称略)=6回続きの6=
<5>「アベノミクス」目玉の農協改革、JA全中の権限縮小進めるも…生産者の利益向上へ道のり遠く
需給の逼迫(ひっぱく)が価格急騰を招いた「令和の米騒動」では、主食であるコメの「適正価格」が議論を呼んだ。
「(生産者が)再生産可能かつ...
残り1487文字(全文:1787文字)











