参院予算委の集中審議に出席した高市首相=6日午前
 参院予算委の集中審議に出席した高市首相=6日午前
 自民党の役員会に臨む高市首相(左端)ら。右から2人目は松山政司参院会長=6日午後、国会
 参院の予算案審議を巡る構図

 2026年度予算案は7日の成立にめどが立った。自民党参院トップの松山政司参院議員会長は、高市早苗首相に水面下で集中審議への出席を直談判し、事態収拾を図った。ただ最終盤でも首相の不用意なX(旧ツイッター)への投稿が野党のさらなる反発を招き、一筋縄ではいかない少数与党の「参院の壁」に悩まされ続けた。

 ▽即受け入れ

 「半日ずつ2日間、集中審議に出ていただきたい」。関係者によると、松山氏は3月31日、人目に付かない官邸の裏口から入り、首相と極秘に面会した。参院の厳しい国会運営の実情を伝え、予算委員会への出席を直接要請するためだった。

 少数与党の参院では、衆院と異なり「数の力」を用いた強引な議事進行は...

残り988文字(全文:1288文字)