
インドネシアの中ジャワ州でガソリンスタンドに列を作る人々=3月(ゲッティ=共同)
イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖は、石油や液化天然ガス(LNG)の多くを中東に頼るアジアを直撃した。11日に米イランの協議が始まる見込みだが、事態が収拾するかどうか不透明で、価格高騰と供給不安が募る。石油備蓄に限りがある新興国の多くは省エネ策にかじを切った。
▽コロナほうふつ
「ホルムズ海峡封鎖はアジアの危機だ」。シンガポールのバラクリシュナン外相はロイター通信のインタビューで不安をあらわにした。海峡を通過する石油、LNGの8割超がアジア向けだ。
東アジア・アセアン経済研究センターによると、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の石油備蓄は20~50日分。3月末時点の備蓄量が234日分と...
残り737文字(全文:1037文字)














