「核のごみ」最終処分場選定の流れ
 「核のごみ」最終処分場選定の流れ

 原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定で、東京都小笠原村・南鳥島の文献調査が始まる見通しになった。国が主導して話を進め、村長が13日「国の責任で判断するべきだ」と事実上容認した。選定プロセスが先行する他の3自治体と異なり、議会での論戦がないまま、国の申し入れからわずか1カ月余りという異例の展開。民意をくみ取ったのか、村長の姿勢も問われそうだ。

 ▽トップダウン

 「国に判断を任せて村長が責任を全く取らないのはいかがなものか」。13日の母島での住民説明会に参加した40代自営業男性は取材に、不満をあらわにした。

 文献調査は市町村の応募か、国の申し入れに応じることで始まる。調査を受け入...

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