
第93回自民党大会で演説する党総裁の高市首相=12日、東京都内
高市早苗首相(自民党総裁)が憲法改正に向けてアクセルを踏み込んだ。来年の党大会は「発議のめどが立った状態で迎えたい」と宣言。後見人だった安倍晋三元首相さながらに「目標」を設定し、国会論議の加速化を狙う。ただ前のめりの姿勢に野党は早速反発しており、思惑通りに進むかどうかは見通せない。
▽保守層意識
「理想の日本国を文字にして、歴史という書物の新たなページに刻もう。国民に堂々と問おうではないか」。12日の党大会の総裁演説。首相が憲法改正の実現を訴えると、出席者からは「そうだ」のかけ声とともに拍手がわき起こった。
首相は支持基盤の保守層も意識した。現行憲法は戦後、連合国軍総司令部(GHQ)に押し付...
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