
ソウルで開かれた式典に出席した韓国最高裁のチョ喜大長官(前列右から2人目)と与党「共に民主党」の鄭清来代表(同5人目)=3月1日(聯合=共同)
韓国で3月、故意に法解釈をゆがめて判決を出した判事らを処罰する法歪曲罪が導入された。立法を強行した与党は「重大な職権乱用をけん制する目的」と主張するが、野党や法曹界は「司法の独立が破壊される」と反発。李在明大統領に不利な判決を出したチョ喜大最高裁長官らが早速、告発された。司法を萎縮させ、政権への忖度を招くとの懸念が出ている。
▽報復
法歪曲罪は、捜査や公判の中で意図的に法律の解釈をゆがめた検事や判事らに、10年以下の懲役刑などを科す内容。罪の構成要件が曖昧で、起訴や判決に対する不満からの告訴・告発の乱発も危惧される。報道によると4月上旬時点で告訴・告発は100件を超えた。
施行直後にはチョ氏...
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