
国会内で開かれた、衆院の選挙制度の在り方を検討する与野党協議会=16日午後
衆院選挙制度に関する与野党協議会の議論は、各党の損得勘定が絡み、元々まとまりを欠いていた。今回、自民党と日本維新の会の連立政権合意に基づき、議員定数削減が新たな論点に加わった。「削減ありき」と反発を強める野党との溝はさらに深まり、合意形成は見通せない。
▽目的が不透明
「わが党は1割の削減を目指している」。自民の長谷川淳二氏が16日の与野党協議会で、衆院選公約にも掲げた定数削減を呼びかけると、維新の金村龍那氏は「45議席」と具体的な削減数にまで踏み込んだ。
これに対し、中道改革連合の中野洋昌氏は「単なる削減ありきの強引な手法には断固として反対する」と断言。国民民主党の古川元久氏も「選挙制度の...
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