海上自衛隊の最新鋭護衛艦がオーストラリアに事実上輸出されることが決まった。覇権主義的行動を強める中国を抑止するため、日豪は双方をパートナーと位置付け「準同盟化」を進める。共に米国の同盟国として装備や共同訓練といった防衛協力を強化する方針だ。両国が懸念するのは西半球を重視するトランプ米政権がインド太平洋への関与を低下させる展開。米国だけでなく、地域の同志国との連携が課題となる。

 ▽友情

 「リチャードとの熱い友情とともに、日豪防衛協力をさらに進めていく決意を新たにしたい」。18日、オーストラリア南東部メルボルン。寄港した海自護衛艦「くまの」の艦上で行われた共同記者会見で、小泉進次郎防衛相は隣に立...

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