
自民党の全国幹事長会議であいさつする高市首相=11日、東京・永田町の党本部
政権発足半年を迎えた高市早苗首相にとって、基盤づくりは途上だ。高い内閣支持率を強みに衆院選で自民党を圧勝に導いたものの、足元では独断専行と映る政権運営に不満がくすぶり、派閥回帰の動きも顕在化する。巨大与党をこのまま統治し続けることができるのか。人気頼みの「高市1強」にはもろさが潜む。
▽焦燥感
「あのグループには入らないで」「一体どうなっているの」。2月の衆院選後、首相は焦燥感を募らせていた。自民単独で定数の3分の2を超える316議席を獲得。本来なら、歴史的勝利の立役者である首相に好ましい政治状況となるはずだったが、党内の様相が異なっていたためだ。
大量の落選議員が国政に戻り、新人議員も入っ...
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