
携帯電話の番号ポータビリティーの件数
携帯電話の回線契約を短期間で次々と乗り換えて特典を受け取る「ホッピング」。問題の背景には競争促進を進めた総務省の政策がある。大手事業者による顧客争奪戦の激化を誘発し、結果としてルールの隙を突いて稼ごうと利用者が群がる弊害を生んだ。規制強化に至ったとしてもいたちごっこが続く恐れがある。
▽2・5倍
総務省によると、回線契約を乗り換えた後も同じ電話番号を使える「番号ポータビリティー(持ち運び)」制度の2024年度の利用件数は1041万件。20年度の417万件と比べて約2・5倍に増えた。新規契約数全体に占める持ち運び件数の割合も58%となり、34%から大幅に伸びた。
要因の一つは19年に電気通信事...
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