
遠隔自動操作した120トン級の大型地盤改良機。植木組は自動化を進め人手不足解消につなげたいとする=さいたま市(同社提供)
総合建設業の植木組(柏崎市)は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、工事の遠隔自動化に取り組んでいる。昨年から今年にかけ、さいたま市の地盤改良工事で重量120トン級の地盤改良機を運用。植木組によると、同規模の地盤改良機の遠隔自動化は世界初という。経験を蓄積し、他の建設現場での省人化、安全性向上につなげたい考えだ。
国は首都圏の洪水対策として、荒川河川敷で貯水池の設置を進めている。植木組は埼玉県内で、貯水池の堤防を築く前工事となる地盤改良工事を受注。約460メートルにわたる工区で、地中を掘削しセメントと水を流し込んで杭(くい)状の構造物を造る工事を手掛けた。この中で昨年11月から約2カ月間、地盤改良機を使用した。
杭は大きいもので直径1・6メートル、長さ25メートル、施工装置の高さは30メートルを超える。工事範囲が広く、...
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