新潟日報社は30日、県内主要企業113社に実施した新卒採用に関するアンケート結果をまとめた。2027年度入社の採用人数を26年度実績から「増やす」と回答した企業は38・9%(44社)で前年調査から7・7ポイント低下した。3割台となったのは4年ぶり。新型コロナウイルス禍後の採用拡大に一服感が見られた。一方で「前年並み」の採用規模を維持するとの回答を加えると9割超となり、人手不足が深刻化する中、高い採用意欲が続いている。

※ページ下部に「2027年度 県内主要企業の新卒採用計画」の一覧表を掲載しています。

 27年春の採用数を「前年並み」と回答した企業は51・3%(58社)。「減らす」は4・4%(5社)だった。「未定」は3・5%(4社)で、このうち現段階で最も近い方向性として2社が「増やす方向」、2社が「前年並み」。「採用なし」は1社。この設問に未回答が1社あった。

 「増やす」とした企業は前年まで3年連続で4割を超えていたが、3割台となった。一方で「前年並み」との回答が1割ほど増加。新型ウイルス禍後は、慢性的な人手不足の解消や経済回復を念頭に採用枠を増やす企業が多かったが、その傾向に一服感が見られた。 

 採用を増やす理由(複数回答)については...

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