
再採用制度で長崎県警の警察官として再スタートを切った尾崎英範さん(右)=4月、長崎県警佐世保署
やむを得ない理由で中途退職した元警察官の再採用が全国に広がっている。企業や官公庁の採用で売り手市場が続き、「働き方が厳しい」イメージの警察官は希望者が減少。各警察は、なり手確保へ経験者に照準を合わせる。結婚や出産を機に辞めた女性警察官も多く、復帰してもらうことで組織力の底上げを図る考えだ。国の治安を担う警察組織をどう維持するか。息の長い模索が続く。
▽再スタート
「父親の体調が悪い」。2018年4月、愛知県警の警察官だった尾崎英範さん(45)に、長崎市の実家から突然連絡があった。がんと診断されたという。農家を営む実家で「母親を助けたい」と戻ることを決めた。同年12月、家族を連れて地元に帰り、警備...
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