
総合資源エネルギー調査会の原子力小委員会=5日午前、経産省
経済産業省が廃炉となった原発について、建て替え基数の具体的な目標を提示した。生成人工知能(AI)普及やデータセンター拡大に伴う電力需要の増加が見込まれる中、政府は既設原発の再稼働や長期運転といった「延命策」だけでは対応できないと焦りをにじませる。ただ、建て替えには巨額の建設費や地元同意といった課題が山積しており、目標達成は見通せない。
▽使い倒し
東京電力福島第1原発事故前、国のエネルギー基本計画では「2030年までに14基以上の原発の新増設」を掲げていた。しかし、事故後の14年に「依存度低減」に転換。54基あった原発は21基が廃炉となり、原発建設の動きは途絶えていた。
建て替えを容認したのは、2...
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