キオクシアの工場=2024年8月、三重県四日市市
 キオクシアの工場=2024年8月、三重県四日市市
 中東情勢の緊迫化で、さび止め油の在庫を積み増した大阪府東大阪市の「フセハツ工業」=21日午後
 中東情勢の緊迫化で、さび止め油の在庫を積み増した大阪府東大阪市の「フセハツ工業」=21日午後
 中東情勢の緊迫化で、さび止め油の在庫を積み増した大阪府東大阪市の「フセハツ工業」=21日午後
 国債市場で長期金利の指標である新発10年債の利回りを示すモニター=15日、東京都中央区
 日本の輸出入を取り巻く状況

 中東情勢の混乱で4月の原油輸入が急減し、日本のエネルギー供給の脆弱性が浮き彫りとなった。石油由来の製品を中心に価格が高騰し、長期金利の上昇を誘発する構図で、中小企業の経営は原材料調達と資金繰りに悩む「二重苦」の様相を呈している。日本経済は、生成人工知能(AI)ブームで輸出拡大が続く半導体産業が頼みの綱だ。

 ▽投資に慎重

 「必要な物資が購入できず、生産が滞る事態を恐れている。もし止まったら、誰が責任を取ってくれるのか」。5千を超える町工場が軒を連ね「モノづくりのまち」として知られる大阪府東大阪市で、ばねの製造販売を手がけるフセハツ工業の吉村篤社長は訴える。

 フセハツ工業は中東情勢の緊迫化で、さび止め...

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