
祖父の写真を手にする米国籍のイラン系ユダヤ人、シャロン・ナザルザデさん=15日、米ニューヨーク(共同)
米国とイスラエルによるイラン攻撃開始から28日で3カ月。米イランの戦闘終結協議が難航する中、イランにルーツを持つ米国人たちは「二つの故郷」の間で揺れている。イランの伝統や文化を守りつつ、一刻も早い停戦合意と平和な日々を求めている。
「私たちは米国に救いの地を見つけた。イランも愛している。ユダヤ人としてイスラエルにも心を寄せている」。ニューヨーク在住のイラン系ユダヤ人で米国籍の団体職員シャロン・ナザルザデさん(57)は、複雑で苦しい思いを抱える。
イランには1979年のイスラム革命前、約8万人のユダヤ人がいたとされ、ナザルザデさんの祖父は最高位のユダヤ教指導者「首席ラビ」だった。当時ユダヤ人はイス...
残り587文字(全文:886文字)











