
政府要請に合わせ、就職情報会社マイナビが開催した企業の合同説明会=3月、東京都内
今春卒業の大学生就職率が98・0%となり高水準を記録した。学生優位の「売り手市場」が続く要因として、急速に進む少子高齢化を挙げる声がある。人手不足による倒産も相次ぎ、人材獲得に躍起になっている企業は多い。一方、中東情勢の緊迫化による経済不安や人工知能(AI)の普及が採用活動に影響する可能性もある。
▽形骸化
「大学3年から始まるインターンシップ(就業体験)が実質的な選考の場。出遅れないため、その時期までに開始せざるを得ない」。現在海外留学中で、外資系コンサルティング企業を志望している立教大の女子学生(23)が打ち明ける。
政府は、学業への配慮から選考日程などの解禁日を企業側に要請。具体的には、会社...
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