
2014年6月、大阪・御堂筋を暴走し、脇道の植え込みに突っ込んだ乗用車(画像の一部を加工しています)
糖尿病の人が車を運転中、低血糖による意識障害に陥り引き起こす重大事故が各地で発生している。大阪市では車が暴走、札幌市では登校中の男児=当時(9)=がはねられ亡くなった。民間調査では、運転する手元にあめなど糖分を常備する人は一部に限られ、低血糖対策の周知は道半ばだ。専門家は対策機器の費用を補助するといった支援の必要性を訴える。
埼玉県飯能市で1月上旬、ゴルフを楽しんでいた東京都の男性(55)の体から冷や汗がだらだらと流れ始めた。脳に霧がかかったように感じ、思考がまとまらない。かばんに入れていたビスケットをかじって、カートで体調が戻るのを待った。
23歳で糖尿病と診断された。低血糖になった回数は数え...
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