
GSMaPについて説明する牛尾知雄さん=4月、大阪府吹田市
牛尾知雄さんは、観測衛星などのデータを組み合わせ、世界のどこでどれぐらいの雨が降っているかを推定する、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の全球降水地図「GSMaP」開発にも参加する。牛尾さんの役目は当初、降水状況を見る複数の衛星の観測データを一つに重ね合わせることだったが「ただ重ねるだけでは研究じゃない。オリジナリティーを出したい」と考えた。
降水を精度良く見る衛星は低い軌道を飛ぶため、一地点のデータは数時間に1回しか得られない。日本の「ひまわり」など、広い範囲を毎時間撮影する気象衛星のデータから雲の移動を測って間を埋め、降水量を推定して補正すれば、提供する降水情報の間隔を短くできると考えつく。
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