フランス東部エビアンで15日から始まる先進7カ国首脳会議(G7サミット)の開幕直前、米国とイランの戦闘終結に向けた覚書合意の発表がもたらされた。トランプ米大統領とイラン攻撃に批判的な欧州首脳との対立は一時的な緩和に向かいそうだ。ただ多国間外交を軽視するトランプ氏と各国の溝は厳然と残る。結束が揺らぐG7は引き続き岐路に立たされる。

 ▽不信感

 「合意がもたらす影響や、ホルムズ海峡の長期的な開放を協議する」。エビアン入りしたフランスのマクロン大統領は14日深夜、暗闇の中で緊急のビデオ声明を発表。ホルムズ海峡の問題がサミットの中心議題の一つになるとの認識を示した。

 対イラン軍事作戦やウクライナ支援を巡り対...

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