容疑者が逮捕され、取材に応じる高羽悟さん=2025年11月、名古屋市
 容疑者が逮捕され、取材に応じる高羽悟さん=2025年11月、名古屋市
 被害者関与の在り方について語る全国被害者支援ネットワーク理事長の椎橋隆幸・中央大名誉教授
 被害者関与の在り方について語る全国被害者支援ネットワーク理事長の椎橋隆幸・中央大名誉教授
 公判前整理手続きに被害者が参加することの主な懸念

 刑事手続きへの被害者の参加拡充に向けた議論が始まった。15日、平口洋法相が法制審議会(法相の諮問機関)に刑事訴訟法などの見直しを諮問。主要論点は公判前整理手続きへの同席の是非だ。争点や証拠が過度に絞り込まれた事例もあり、遺族からは「思うような立証をしてもらえなかった」と不満が漏れる。ただ「蚊帳の外」にいた被害者を「中」に入れることには課題も多く「小さな一歩から始めるべきだ」との意見が聞かれた。

 ▽ストーリー

 公判前整理手続きは、2005年施行の改正刑訴法に盛り込まれ、裁判員裁判事件では必ず行われる手続きだ。

 「一から十まで真実を明らかにするのが裁判だと思っていたが、違った」。強盗殺人事件できょうだ...

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