観光客でにぎわう城下町エリア=山口県萩市
 観光客でにぎわう城下町エリア=山口県萩市
 お薦めを集めた「居酒屋 銀」の「漁師盛り」(注文は2人前からで、写真が1人前分)。奥の皿が平太郎=山口県萩市
 橋上から見た萩八景遊覧船=山口県萩市
山口県萩市

 「おもしろきこともなき世をおもしろく」。幕末の志士、高杉晋作の辞世の句として知られる。明治の世を見ぬまま27歳で病没した風雲児が、強い志を持つ若者たちと切磋琢磨(せっさたくま)した町の雰囲気に触れようと、山口県萩市を訪れた。

 関ケ原の戦いで敗れ、移封された毛利輝元が築いた城下町には、その名残の土塀や長屋門が点在。アパートや住宅の先に、江戸の面影が不意に現れるのが面白い。

 地元で「城下町」といえば、白壁が印象的な200~300メートル四方の一帯を指す。そこに高杉や木戸孝允(桂小五郎)の誕生地がある。彼らが通った藩校へは、歩いて10分ほど。レトロな雰囲気の観光拠点「萩・明倫学舎」が跡地にある。「12...

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