
インタビューに答える山田久法政大教授
働くという行為は、お金のためだけではない。技能を身に付け、それによって安定した暮らしがもたらされる。技能は一定程度難しい仕事を経験することで習得できるもので、単純な作業ばかりでは得られない。これから生活基盤をつくっていく段階にある人が短時間・単発のスポットワークを本業にすることは望ましくない。副業での活用は否定しないが、賃金補完の目的なら、本業でしっかり賃上げが行われるのが本来の姿だ。
ただ、近年は多様な業種でスポットワークの導入が進んでいる。職業経験を広げたり、高齢者が社会とつながりを保ったりするためのツールとしては有用な面もある。
一方、企業にとっては、必要に応じて労働力を柔軟に調整できるこ...
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