韓国・ソウルの街中でユーチューブの撮影をするカン・ナラ。小型のデジタルカメラはいつも持ち歩いている=2026年4月(撮影・橋爪優典、共同)
 韓国・ソウルの街中でユーチューブの撮影をするカン・ナラ。小型のデジタルカメラはいつも持ち歩いている=2026年4月(撮影・橋爪優典、共同)
 韓国・ソウルでポーズをとるハン・ソンイ。韓国は「祖国」で、北朝鮮は「故郷がある場所」と話す=2026年4月(撮影・橋爪優典、共同)

 高級マンションや商業施設が立ち並ぶソウルの繁華街、江南(カンナム)のカフェで、カン・ナラ(28)はティーカップをテーブルに置くと、カバンから動画撮影用のデジタルカメラを取り出した。「撮影には、これを使っているんです」。そう話すと、レンズを自分に向けてほほ笑んだ。

 カンは動画投稿サイト「ユーチューブ」で約35万5千人のチャンネル登録者を集める人気のインフルエンサーで、俳優としても活躍する。韓国社会で有名人となったカンだが、生まれたのは北朝鮮北東部・清津(チョンジン)だ。2014年に脱北し、若者視点で北朝鮮の社会や暮らしを紹介する動画を公開して注目され、「脱北ユーチューバー」の先駆けとなった。

 ▽未...

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