能登半島地震による土砂崩れで社殿が倒壊し、復旧の見通しが立たない石川県輪島市の神社=12日
 能登半島地震による土砂崩れで社殿が倒壊し、復旧の見通しが立たない石川県輪島市の神社=12日
 能登半島地震と豪雨で被災した石川県能登町の柳田神社=12日
 石川県珠洲市で「飯田燈籠山祭り」の開催に向けて準備する住民=8日
 能登「キリコ祭り」の主な課題と対応

 石川県能登地方で灯籠とともに練り歩く「キリコ祭り」は、夏から秋の風物詩として住民に親しまれてきた。2024年の能登半島地震で過疎化に拍車がかかり、存続が危ぶまれる祭りもある。江戸時代から伝わり地域に根ざす行事だったが、住民は担い手を県外の人たちに拡大。人口減少を乗り越え伝統を存続させようと模索が続く。

 ▽過疎化

 9月に開かれる能登町の「柳田大祭」は、高さ10メートルを超える灯籠「キリコ」が笛や太鼓のおはやしとともに巡行する。だが、神事を行う神社は24年の地震と豪雨による土砂崩れで傾いたままだ。

 住民が避難し世帯数は3分の1に。神社復旧のめども立たず、灯籠の練り歩きを見送ってきた。宮司の堀内茂さん(...

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