
中国の海洋調査船(ピンク色の線)と中国海警局の艦船2隻(濃い青と薄い青の線)の航跡のイメージ。点は6月中旬当時の所在地で、台湾東方の海域を航行(ingeniSPACE社提供)
台湾東方にある日本の排他的経済水域(EEZ)で、中国艦船が海洋調査船を護衛し、海洋権益の確保に向け強硬姿勢を鮮明にした。昨年11月の高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁をきっかけに日中関係は冷え込んでおり、両国は新たな火種を抱えた。
▽威嚇
「日本の航空機や台湾船が調査活動を妨害したが、断固として遂行し、実りある成果を上げた」。日本のEEZなどで活動した中国の海洋調査船「向陽紅22」の乗組員は22日、中国メディアの取材にこう胸を張った。
地理空間情報分析を専門とするingeniSPACE社が船舶自動識別装置(AIS)データを分析すると、日本のEEZ内で活動する向陽紅22には、中国海警局の艦船「海警...
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