「#あちこちのすずさん」として今回、エピソードを紹介した山口照さん=新潟県小千谷市=は、農業の傍ら短歌の会に入り創作を続けてきました。現在は会に参加はしていませんが、生活の中で感じることやニュースを見て思ったことや感じたことを短歌や俳句にしたためています。

 1945年8月15日「終戦の日」の景色を思い出して詠んだ歌とロシアによるウクライナ侵攻に心を痛めて作った作品の一部を紹介します。

・今朝咲きしカンナの朱(あか)によぎりたり 終戦の日のあかき夕日を

・空襲のこわさを知る身ウクライナ戦場あとを悲しく見つむ

・平和にてぬり絵する子に泣く子いて歩きはじめし子のいるうれし

・祈ります世界大戦ならぬよう