地域での感染症の発生状況や、注意が必要な感染症の情報を週に1度、お知らせします。 流行の規模が大きかったり、流行が続いたりする恐れがある場合には「警報」が出ます。 更新は基本的に毎週木曜日です。
インフルエンザの流行状況
感染者数の多い地域
※定点医療機関当たりの報告数が上位の5つ(同順位の場合は全て表示。新潟県全体は除く)感染者数の増加が多い地域
※定点医療機関当たりの報告数の増加が前週比で上位の5つ(同順位の場合は全て表示。新潟県全体は除く)- ※実数は指定届出機関(定点医療機関)からの患者報告の総数。定点当は実数を指定届出機関(定点医療機関)の総数で除したもの
- ※前週の値は定点当のもの。「上昇」「下降」「変化なし」は定点当の前週比を表しています
インフルエンザってどんな病気?
インフルエンザウイルスによる感染症で、感染力が非常に強い。38℃以上の発熱、筋肉痛、頭痛、倦怠感、咳、くしゃみ、鼻水などの症状が出る。
咳やくしゃみで飛び散った飛沫を吸いこんだり、飛沫で汚染されたものを触った手でものを食べたり、目をこすったりするとうつる。
1月~2月が流行のピークで、4月、5月まで散発的に続くこともある。
高齢者や小さな子ども、持病がある人は重症化し、肺炎を起こすことがある。小さな子どもは「インフルエンザ脳症」という重い合併症を起こすことがある。
インフルエンザ予防のポイント
手をよく洗う、手をアルコール消毒する。
発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぐワクチンがある。ただ、ウイルスの型が変化するなどの理由から、毎年接種しなければ効果がないとされる。
※国立感染症研究所、厚生労働省の資料などを基に作成
ページに掲載している流行状況のデータは、新潟県が発表する感染症情報を基に作成しています。
数字は速報値で、前の週に公表された数値とは異なる場合があります。
「警報」について
流行の規模が大きかったり、流行が続いたりする恐れがある場合には「警報」が出ます。
定点医療機関からの患者報告数が一定のレベルを超えた場合、新潟県が注意を呼びかけるために発表するものです。
新潟県の警報の基準値は、これまでの感染症発生動向調査データから、下の通り定められています。
| 感染症 | 警報レベルの基準値 (開始) |
警報レベルの基準値 (終息) |
|---|---|---|
| インフルエンザ | 30.0 | 10.0 |
|
咽頭結膜熱 |
3.0 | 1.0 |
|
A群溶連菌咽頭炎 |
8.0 | 4.0 |
感染性胃腸炎 |
20.0 | 12.0 |
|
水ぼうそう |
2.0 | 1.0 |
|
手足口病 |
5.0 | 2.0 |
|
りんご病 |
2.0 | 1.0 |
|
ヘルパンギーナ |
6.0 | 2.0 |
|
おたふくかぜ |
6.0 | 2.0 |
|
急性出血性結膜炎 |
1.0 | 0.1 |
|
流行性角結膜炎 |
8.0 | 4.0 |