※新潟県が毎週公表する感染症情報(週報速報版)を基にしています。データの見方 »
2025年第35週(8月25日から8月31日まで)

流行性角結膜炎の流行状況

感染者数の多い地域

※定点医療機関当たりの報告数が上位の5つ(同順位の場合は全て表示。新潟県全体は除く)

感染者数の増加が多い地域

感染者が増加している地域はありません

流行性角結膜炎ってどんな病気?

 一般に「はやり目」と呼ばれるウイルス性感染症。白目の部分が突然真っ赤に充血し、目やにや涙がたくさん出る。痛みを伴うことがあり、耳の前のリンパ節が腫れることもある。角膜に炎症が及ぶと透明度が低下し、混濁が数年に及ぶことがある。

 夏に多い。主に手を介した接触によってうつる。感染力が強く、両目に感染しやすい。年齢では1~5歳を中心とする小児に多いが、大人も含む幅広い年齢層にみられる。

流行性角結膜炎予防のポイント

 手洗いや消毒をこまめに行う。タオルや点眼薬など目に触れるものの共用は避ける。

 感染した人が目を拭く時はティッシュペーパーなどの使い捨てのものを使い、きちんと処分する。

※国立感染症研究所、厚生労働省の資料などを基に作成

ページに掲載している流行状況のデータは、新潟県が発表する感染症情報を基に作成しています。

数字は速報値で、前の週に公表された数値とは異なる場合があります。

「警報」について

流行の規模が大きかったり、流行が続いたりする恐れがある場合には「警報」が出ます。

定点医療機関からの患者報告数が一定のレベルを超えた場合、新潟県が注意を呼びかけるために発表するものです。

新潟県の警報の基準値は、これまでの感染症発生動向調査データから、下の通り定められています。

感染症 警報レベルの基準値
(開始)
警報レベルの基準値
(終息)
インフルエンザ 30.0 10.0

咽頭結膜熱

3.0 1.0

A群溶連菌咽頭炎

8.0 4.0

感染性胃腸炎

20.0 12.0

水ぼうそう

2.0 1.0

手足口病

5.0 2.0

りんご病

2.0 1.0

ヘルパンギーナ

6.0 2.0

おたふくかぜ

6.0 2.0

急性出血性結膜炎

1.0 0.1

流行性角結膜炎

8.0 4.0

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