※新潟県が毎週公表する感染症情報(週報速報版)を基にしています。データの見方 »
2025年第35週(8月25日から8月31日まで)

細菌性髄膜炎の流行状況

感染者数の多い地域

感染者が報告されている地域はありません

感染者数の増加が多い地域

感染者が増加している地域はありません

細菌性髄膜炎ってどんな病気?

 様々な細菌の感染によって髄膜(脳や脊髄を覆う膜)が炎症を起こす疾患の総称。発症すると致死率が高く、重い後遺症が残ることがある。特に子どもには注意が必要。

 多くは発熱、頭痛、嘔吐(おうと)などの症状がみられる。進行すると意識障害やけいれんなどがみられる。首や太ももの筋肉が動かしにくくなるなどの症状が見られることがある。新生児や乳幼児では、発熱以外に不機嫌や食欲の低下が目立つことがある。

 年齢別では5歳未満の報告が全体の約半数を占め、それ以降の年代では減少するが、70歳以上になるとまた増える傾向がある。季節による報告数の違いはほとんど見られない。

細菌性髄膜炎予防のポイント

 多くの場合が飛沫感染。感染者との接触を避ける。ワクチンがある。

※国立感染症研究所、厚生労働省の資料などを基に作成

ページに掲載している流行状況のデータは、新潟県が発表する感染症情報を基に作成しています。

数字は速報値で、前の週に公表された数値とは異なる場合があります。

「警報」について

流行の規模が大きかったり、流行が続いたりする恐れがある場合には「警報」が出ます。

定点医療機関からの患者報告数が一定のレベルを超えた場合、新潟県が注意を呼びかけるために発表するものです。

新潟県の警報の基準値は、これまでの感染症発生動向調査データから、下の通り定められています。

感染症 警報レベルの基準値
(開始)
警報レベルの基準値
(終息)
インフルエンザ 30.0 10.0

咽頭結膜熱

3.0 1.0

A群溶連菌咽頭炎

8.0 4.0

感染性胃腸炎

20.0 12.0

水ぼうそう

2.0 1.0

手足口病

5.0 2.0

りんご病

2.0 1.0

ヘルパンギーナ

6.0 2.0

おたふくかぜ

6.0 2.0

急性出血性結膜炎

1.0 0.1

流行性角結膜炎

8.0 4.0

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