地域での感染症の発生状況や、注意が必要な感染症の情報を週に1度、お知らせします。 流行の規模が大きかったり、流行が続いたりする恐れがある場合には「警報」が出ます。 更新は基本的に毎週木曜日です。
新型コロナウイルスの流行状況
感染者数の多い地域
※定点医療機関当たりの報告数が上位の5つ(同順位の場合は全て表示。新潟県全体は除く)感染者数の増加が多い地域
※定点医療機関当たりの報告数の増加が前週比で上位の5つ(同順位の場合は全て表示。新潟県全体は除く)- ※実数は指定届出機関(定点医療機関)からの患者報告の総数。定点当は実数を指定届出機関(定点医療機関)の総数で除したもの
- ※前週の値は定点当のもの。「上昇」「下降」「変化なし」は定点当の前週比を表しています
新型コロナウイルスってどんな病気?
新型コロナウイルスによる感染症。咳などの呼吸器症状を中心として、発熱やだるさ、頭痛、関節痛、筋肉痛、嗅覚・味覚異常、下痢といったさまざまな症状が見られる。
高齢者や心臓病、糖尿病などの病気を患っている人は重い肺炎を引き起こすことが多い。後遺症があることも分かってきている。ウイルスに感染しても症状が出ない場合がある。
変異株によって様々な要素が変化する可能性があることから注意が必要。
咳、くしゃみ、会話で感染者の口や鼻から排出される飛沫で感染する。飛沫よりもさらに小さい「エアロゾル」と呼ばれる粒子を吸うことでも感染する。
また、感染者の目や鼻、口、ウイルスが付いたものに触った後、手を洗わずに自分の目や鼻、口を触ることで感染することがある。
厚生労働省によると、特に発症後5日間は他人に感染させるリスクが高い。
新型コロナウイルス予防のポイント
換気の悪い空間や大勢の人が集まる場所を避ける、間近で話したり声を出したりする場面を避ける、マスクを着用する、石けんで手を洗う、アルコールで手を消毒するなどの予防策が知られている。重症化を防ぐワクチンがある。
※国立感染症研究所、厚生労働省の資料などを基に作成
ページに掲載している流行状況のデータは、新潟県が発表する感染症情報を基に作成しています。
数字は速報値で、前の週に公表された数値とは異なる場合があります。
「警報」について
流行の規模が大きかったり、流行が続いたりする恐れがある場合には「警報」が出ます。
定点医療機関からの患者報告数が一定のレベルを超えた場合、新潟県が注意を呼びかけるために発表するものです。
新潟県の警報の基準値は、これまでの感染症発生動向調査データから、下の通り定められています。
| 感染症 | 警報レベルの基準値 (開始) |
警報レベルの基準値 (終息) |
|---|---|---|
| インフルエンザ | 30.0 | 10.0 |
|
咽頭結膜熱 |
3.0 | 1.0 |
|
A群溶連菌咽頭炎 |
8.0 | 4.0 |
感染性胃腸炎 |
20.0 | 12.0 |
|
水ぼうそう |
2.0 | 1.0 |
|
手足口病 |
5.0 | 2.0 |
|
りんご病 |
2.0 | 1.0 |
|
ヘルパンギーナ |
6.0 | 2.0 |
|
おたふくかぜ |
6.0 | 2.0 |
|
急性出血性結膜炎 |
1.0 | 0.1 |
|
流行性角結膜炎 |
8.0 | 4.0 |