半年前、東京五輪のスケートボード男子パークに挑んだ平野歩夢選手が、北京冬季五輪で「本職」のスノーボード男子ハーフパイプに出場する。弟の海祝選手も初出場を決め、兄弟そろっての挑戦に注目が集まる。

 地元村上市ではメダルの期待もあり、応援ムードが高まっている。ウイルス禍でパブリックビューイングによる観戦は行われないが、懸垂幕やポスターなどが街のあちこちで目に留まる。

 市生涯学習推進センターには、平野兄弟の母校・村上南小の児童が寄せた応援メッセージが張り出された。児童一人一人が、世界の大舞台で挑戦を続ける先輩を応援。自分たちも頑張るぞ、という気持ちが伝わってくる。

 先日開かれた壮行会では、平野兄弟か...

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