上越市の中川幹太市長は9日で就任から3カ月となった。

 市政運営の土台を築くため、市職員たちとの「信頼関係構築」を目指す新市長は、「風通しの良い職場づくり」を繰り返し、呼び掛けている。

 「職場の雰囲気を明るくしたい」と、省エネのために市役所庁舎で20年以上続けられていた昼休みの消灯を取りやめた。

 直接会う機会の少ない係長級職員たちとコミュニケーションを深めようと、意見交換会を開催。公約の「市役所改革」の実現へ、アイデアを凝らしている。

 先日、取材のついでに市職員と雑談すると、「どうやったら風通しの良い職場をつくれるか」が話題になった。

 上司や同僚に自分の意見を言いやすい職場が理想だが、人間関係...

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