【2021/11/19】

 衆院選で新潟県内小選挙区は野党系が4勝したが、惜敗率86%の3区黒岩宇洋(立憲民主党)は復活できず比例はゼロ=表参照=。県関係議員数は比例単独の鷲尾英一郎を含め自民党が7人と上回ることになった。

 

 ただ1区塚田一郎、5区泉田裕彦の惜敗率は7割台で、四半世紀の現行制度下で復活した県関係自民党議員の中で最低だった。前回選で4区で復活を逃した金子恵美の率も下回った。

 野党側からは「1、5区の復活は全く不合理だ。野党系が勝ち越したのに当選議員は自民が多いなんて、民意を反映しておらず到底、納得できない」(社民党県議の長部登)と憤りの声が上がる。

 身内の自民からも疑問が漏れる。県連...

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