1996年に初めて小選挙区制の衆院選が行われ、25年が過ぎた。現行制度で9回の総選挙があり2度の政権交代につながったが、多くの課題も指摘されている。2021年の衆院選において、比例復活により与野党で11人に増えた新潟県関係議員は、「選良」の美称にふさわしい存在なのか-。政治の歩みを見つめ直す長期企画「政治はどこへ」の第1章として、今衆院選で浮かび上がった課題を検証する。