ホテル業界では、客室数が1千室を超えると「メガホテル」と呼ばれるのだという。

 今月、アパグループ(東京)が新潟市中央区の万代エリアに地上19階建ての「アパホテル&リゾート新潟駅前大通」を開業した。

 客室数は1001。県内では苗場プリンスホテル(湯沢町)の約1200室に迫るメガホテルだ。

 露天風呂付き大浴場や屋外プール、ダーツやビリヤードを楽しめる展望ラウンジもある。

 ビジネスや観光利用に加え、市民が滞在そのものを楽しめる「アーバンリゾート」を標榜する。本県では新しいスタイルの都市型ホテルに、注目が集まっている。

 一方で、宿泊業は長引く新型コロナウイルス禍で苦境が続く。財務の改善に向け、施設の...

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